カテゴリー: 時計買取査定員Zの日記

  • オリスのアンティーク腕時計、リストアラームを買取しました。

    こんにちは時計買取査定員Z(ジー)です。

    先日遺品整理の案件で10‐20件程度の腕時計の査定をした際に、明らかに異色の腕時計を発見しました。

    少し振るとすぐに稼働した時計は、スイスの高級腕時計メーカーのオリスのリストアラームというアンティークウォッチだったのです。

    今日は「オリスとは」「リストアラーム」とはから、オリスの人気商品まで詳しく説明していきます。

    オリスとは

    スイスのバーゼル=ラント準州ヘルシュタイン(Hölstein )にある腕時計メーカーである。日付を専用の針で示す『ポインターデイト』や1000m防水のダイバーズウォッチ、大型の竜頭を採用した『ビッグクラウン』など、他社とは異なったデザイン・技術を用いた製品を多数有する。

    オリスのリストアラームとは

    この赤のをセットしたい時間に合わせて、その時刻が来ると「ジジジジジ」というなんとも言えない音が。

    そう、腕時計にも目覚まし時計の機能をと考えられたのが、このリストアラームなのです。

    冒頭の写真にもありましたが、リューズが二か所にあります。

    上のリューズでアラームの時刻をセットできます。

    やっぱりオリスならポインターデイト

    この80周年記念モデルですが、アマゾンでも定価販売になっています。

    機械式で242,000円はなかなかリーズナブルなお値段ですね。

    それにしても、そもそも80周年記念モデルって、80年前の時計っていったいどんな感じだったのでしょう。

    残念ながら、ヤフオクでお目当ての70‐80年近く前のオリスのポインターデイトを探すのは、日本ということもありなかなか困難です。

    Ebayでオリスのポインターデイトを探す

    Ebayで古いヤツないかなといろいろ探した結果、25年以上前ということで1990年代のヴィンテージものを探すことが出来ました。

    ケースサイズも40㎜と大きめですし、お値段も7‐8万円とお手頃です。

    いやいや、危険ですね。

    ヤフオクはともかくとして、Ebayにまで手を出してくると、欲しい時計は無限に広がります。

    オリスもポインターデイト、買取査定で出会ってみたい時計の一つですね。

    なんにせよ、オリスのリストアラーム無事にお買取りをさせて頂きました。

    オリスのポインターデイトか、、、、また欲しい時計が増えました。

    リストアラーム、、、目覚ましは携帯でいいかなと思っています。

    それではまた。

    オリスの代表的なモデルを紹介

    ポインターデイト

    1938年に初めて商品化し、1984年にも復刻モデルで再度販売開始。2018年には80周年記念モデルを発表したオリスの代表的なモデル。

    リストアラーム

    1949年に卓上アラームクロックを発売開始し、腕時計用にもリストアラームとして商品化し販売。現時点では廃盤となっている。

    ビッグクラウン

    大型のリューズを搭載するビッグクラウンとして1949年に発売開始。その操作性によりアメリカ人パイロットに愛用された。2018年にはビッグクラウンピンターデイトを販売している。

  • ブライトリングの銀座ラウンジに買取したブライトリングの修理に行く

    こんにちは時計買取査定員Z(ジー)です。

    先日ブライトリングの腕時計をお客様から買取させて頂いたのですが、

    なんの偶然か、このヤフオクの黒の腕時計と全く同じモデルで(買取ったものは青)、かつ12時のエンドピースがないというところまで同じでした。

    実際にヤフオクでこの金額くらいで売れれば、十分すぎるくらいの利益は出るのですが、時計好きのZ(ジー)としては、なんとか修理して、さらに売上を伸ばしたいと考えたわけです。

    ということで、ブライトリングの銀座にあるメンバー専用ラウンジに行ってきました。

    そもそもブライトリングとは

    ブライトリング(Breitling Montres S.A. )はスイスの腕時計メーカーである。

    航空業界とのつながりが強く、コクピットウォッチ、クロノグラフ、ストップウォッチを主力とし、「時計ではなく(航空用)計器である」という理念のもとに、製品はすべてクロノメーター検定に合格したものである。

    やっぱりブライトリングといえば、パイロットウォッチのイメージが強いですね。

    ナビタイマーあたりが、ザ・ブライトリングっていう時計ですね。

    前置きはこのくらいにしておいて、そのブライトリングは、東京銀座にラウンジがあり、オーバーホールなどの修理全般と顧客サポートを行っているようなので、今日は専用ラウンジについてレポートします。

    ブライトリングの銀座専用ラウンジ

    基本的にはクラブ・ブライトリングのメンバー専用ラウンジなのですが、一般的な修理なども対応しているようです。

    この写真のラウンジ内部には、残念ながら入れませんでしたが、修理の受付スタッフに丁寧に対応してもらえました。

    驚いたのは、接客スタッフ2名(1名は別の客を対応)が女性で、二人ともブライトリングの時計をしていました。

    さすが1本100万円を超える時計もあるブライトリングの接客だなと思った限りです。

    ブライトリング銀座専用ラウンジ

    住所
    :東京都中央区銀座4-2-15 塚本素山ビル6F STUDIO BREITLING GINZA 内
    オープン時間
    :11:00~20:00
    定休日
    :土日祝日
    アクセス
    :地下鉄 銀座駅 C6番出口直結

    クラブ・ブライトリングとは

    ブライトリングジャパンが発行するユーザー特典。国内正規販売店で購入したユーザーにのみ無償提供されるサービスで、オーバーホール料金が通常価格の半額で受けられる他、定期会報やカタログの無料配布、新製品発表イベントである「メンバーズサロン」への招待、東京と大阪にあるスタジオブライトリングに併設されている「メンバーズラウンジ」への入室、オフィシャルサイト内にあるユーザー掲示板「メンバーズルーム」へのアクセスが可能。時計購入時に入会申請すると後日、会員の証であるメンバーズカードが郵送される。あくまで購入時特典であり譲渡は無効とされ、住所以外のユーザー登録情報の変更はできない。

    修理代金はいくらだったのか?

    時計の12時方向のエンドピースと、専用のばね棒2本で6000円+税です。

    本社がるスイスから部品を取り寄せるということで、2‐3か月かかるということですが、1‐2万円くらい販売価格に影響があるのではないかと予想しています。※目標金額は9万円で設定。

    修理完了、販売完了までこのブログで報告します。

    それではまた。

    ブライトリングの各モデル紹介

    クロノマット

    初代モデルは回転ベゼルが計算尺になっている手巻クロノグラフ。1975年にはクォーツモデルが発売されている。1984年に発売されたモデルは回転ベゼルに4つのライダータブが付いた機械式自動巻クロノグラフ。

    コスモノート

    ナビタイマーの24時間表示版。初代モデルから2000年まで手巻ムーブメントが使用されていたが、2001年以降から自動巻きムーブメントに変更された。

    ナビタイマー

    回転ベゼルがフライトコンピューター(操縦士向けの計算尺)になっているクロノグラフ。フライトコンピューターとしての機能は、発表当時のアメリカで普及していたE6B(英語版)をそのまま移植している。最初のモデルは手巻で、古典的名機であるキャリバー”ヴィーナス178″を使用していた。1969年に自動巻モデルも発表される。一時は超大型の防水モデル、LEDや液晶によるデジタルモデルも造られていたが、1985年に初代モデルの雰囲気を持ち”バルジュー7750″を使用する”オールドナビタイマー”のみのラインナップとなった(現行ではオールドの文字が外されている)。2002年には50thアニバーサリー限定モデルが発売。

    ブライトリングの腕時計を高価買取する方法

    腕時計を買取してもらう場合は、箱、保証書(ギャランティー)、余りコマなどがすべてそろっていると買取金額を上げることが可能です。ブライトリングの時計の場合は、機械式時計となりますので、オーバーホールなど定期的にメンテナンスをしていたほうが買取金額が上がります。

    一方、オーバーホール直後に販売するのは3‐5万円のオーバーホール代金がもったいないので、オーバーホールを出す前に売るかどうか判断したほうがいいと思われます。

  • ロレックスのプレシジョンVSチュードル(チューダー)を比較してみた

    こんにちは時計買取査定員Z(ジー)です。

    時計の査定員をしていると、実際にお買取りさせて頂く時計もそうですが、お客様が身に付けている時計でロレックスを見かけることが多いです。

    つい先日は、エクスプローラーⅡの赤針のものをお客様が身に付けているのを発見し、最近はオレンジになっているんです、という話をお客様としたところでした。

    実際に身に付けられているもので圧倒的に多いのが、デイトジャストなんですが、ロレックスの中で、アンティーク時計とも言われる「プレシジョン」というモデルがあるので、今日は紹介します。

    ちょうどロレックスのディフュージョンブランドと言われている「チュードル(チューダー)」も日本に進出しましたので、あわせて紹介したいと思います。

    ロレックス「プレシジョン」とは

    現時点でロレックスのすべての商品は「クロノメーター認定」を取得していますが、2007年以前ではクロノメーター認定を取得していなくても、その正確性をあらわすモデルとして「プレシジョン」のマーク入りのものが販売されていました。

    ロレックスの中では、少し安価な商品でこの「プレシジョン」が採用されていますので、ロレックス入門としては手にしやすいお値段で入手することができます。

    10万円台で購入可能?ロレックスプレシジョン「オイスターデイト」

    ヤフオクで最近の落札金額相場を見てみると、10万円台でかなりの商品が落札されています。

    アンティークウォッチで、今もなお10万円台の値段がつくことも驚きですが、最近のロレックスの人気ぶりから考えると、10万円台で購入できるロレックスというのは入門としては最適ではないでしょうか。

    チュードル(チューダー)も入門機としてはおススメです。

    時計好きな人は知っていると思いますが、チューダー(TUDOR)は1930年代にロレックスのディフュージョンブランドとして誕生しました。製造しているのは、ロレックス社そのものですので、ロレックス気分を味わうにはいいブランドであるのは間違いありません。

    Z(ジー)は10年以内になんとかロレックスのデイデイトを正規店で購入したいと考えていますが、数年以内に海外に行くチャンスがあれば、購入を検討しているのが、チュードルのロイヤルです。

    2020年に発売されたばかりですし、41㎜と大きめのフェイスに曜日表示がかっこいいですね。

    チュードルも、日本に進出して価格も安定傾向にありますので、上記のようなモデルも購入後すぐに価格が半分になるということはないでしょう。

    チュードルをおススメしたい理由が、それぞれの時計について生産数を絞っているため、購入後の価格の下落が少ないところです。

    同じロレックス社が製造販売しているという点も魅力ですが、やはり価格の下落が少ないブランドは魅力的だと思います。

    総合的に見て、

    ロレックスブランドにこだわるなら、プレシジョンのアンティークモデル。

    ロレックスのクオリティーを安く体験したいなら、チュードル(チューダー)の最新モデルだと思います。

    そういえば、チュードル(チューダー)、まだ査定で見ていないな、、、

    それではまた。

  • 時計買取査定員が選ぶ「腕時計高価買取」ブランド時計ランキング

    こんにちは時計買取査定員Z(ジー)です。

    世界3大腕時計、リシャール・ミル、ランゲ&ゾーネなどの超高級腕時計はおいておいて、時計買取査定員として日々査定をする腕時計の中で、高価買取となる腕時計をブランド別にランキングにしてみました。

    1位・・・ロレックス

    ロレックス(Rolex)は、スイスの高級腕時計メーカーである。1905年にドイツ人のハンス・ウィルスドルフがロンドンで創業した。現在は「ウォッチ」に分類される腕時計を主たる商品としている(時計業界では、腕時計や懐中時計を「ウォッチ」、置時計や壁時計などを「クロック」としている)。全ての部品を自社製造しているマニュファクチュールであり、なおかつその大部分でクロノメーター認定を受けている。

    時計査定の頻度もさることながら、高価買取となる腕時計の中で断トツの1位が、時計の王様とも言われる「ロレックス」です。

    日本も高度成長からバブル期まで、かなり多くの人がロレックスを購入したと思われ、ロレックスの中でも「デイトジャスト」は最も査定数も多い時計の種類でもあります。

    ロレックスのスポーツモデル「通称スポロレ」は、購入した瞬間にプレミアムがつく状況が続いていますが、ステンレスのオイスターパペチュアル、デイトジャストなどにも人気が拡がり、最近はステンレスモデル全般が品薄になっているようです。

    2位・・・オメガ

    オメガ(OMEGA、Ω)とは、世界的に有名なスイスの高級腕時計メーカーである。現在はスウォッチ・グループに属している。

    海外時計ブランドの中で、ロレックスに次ぐ査定数も多さは、やはりオメガではないでしょうか。

    ロレックスと比べて、クオーツの割合も比較的多いのも特徴で、最近はブランド価値を下げないために、正規取扱店でのみ新しいモデルは購入することができます。

    ビックカメラ、ヨドバシカメラなどの家電量販店で、新しいモデルは購入することが出来なくなってしまった一方で、新しいモデルは定価からの値落ちが少ない印象があります。

    3位・・・エルメス

    エルメス(仏: Hermès)とは、フランスの株式合資会社 エルメス・アンテルナショナル社 (Hermès International, S.A.) が展開するファッションブランドないし商標である。フランス語において、人名が由来なので語尾のsは発音される。

    エルメスは、ルイヴィトン、シャネルと並んで3大ブランドかつ、正規店でしか販売をしていない希少なブランドの一つです。

    その時計は、思った以上に日本で販売されているようで、エルメスの時計を査定することは多い印象があります。

    クオーツモデルが多く、20‐30万円で購入した時計も大きく値が落ちる傾向がありますので、将来的な売却可能性があるのであれば、おすすめできるブランドではありません。

    まあ、女性が主要ユーザーなので、そういう点を気にして購入はされていないだろうブランドではあります。

    4位・・・セイコー

    セイコーホールディングス株式会社(英称:Seiko Holdings Corporation)は、東京都中央区に本社を置くセイコーグループの中心会社である。ブランド名はSEIKOの他複数を保有しており、高級実用腕時計であるグランドセイコーや高級・宝飾腕時計としてクレドール、セカンドラインとしてデフュージョンブランドALBAをはじめ、ALBAの上級ファッションブランドウォッチであるWIRED、ライセンスウォッチブランドアニエスベーなどを展開している。

    セイコーは、グランドセイコー、クレドールなども含め、機械式腕時計であれば買取させて頂くことが多い腕時計です。

    グランドセイコーであれば、クオーツ時計でも値がつけやすい時計ですし、クレドールなども高級腕時計の一つなので、高価買取させて頂く安い時計です。

    セイコーの中では、セイコー5などは安価な時計ではあるものの、人気があり復刻版が出ているほどで、以前中古市場でも比較的人気がある腕時計です。

    5位・・・その他海外ブランド

    最近査定した時計だと、ロンジン、オリス、ブラントリングなどです。ロンジンはクオーツでしたが、オリスとブライトリングは機械式の時計でした。参考までにそれぞれのブランドの紹介もしておきます。

    ロンジン(Compagnie des Montres Longines Francillon SA、Longines)とはスイスの時計メーカーである。

    会社名はフランス古語で「花溢れ小川流れる野原」との意。ロゴは「翼の砂時計」。

    かつてはチャールズ・リンドバーグをアドバイザーとした航空航法機能を搭載した腕時計の開発、世界初のフライバック機能の開発など高い技術を持ち、クロノグラフのキャリバーを自社生産していたマニュファクチュールであった。

    ロンジンについては、以前は自社製キャリバーを製造していたのですが、昨今はETA製のものを使用していることが多いです。

    オリス(Oris )はスイスのバーゼル=ラント準州ヘルシュタイン(Hölstein )にある腕時計メーカーである。

    オリスについては、2014年より自社製ムーブメントの製造を再開しています。

    ブライトリング(Breitling Montres S.A. )はスイスの腕時計メーカーである。

    航空業界とのつながりが強く、コクピットウォッチ、クロノグラフ、ストップウォッチを主力とし、「時計ではなく(航空用)計器である」という理念のもとに、製品はすべてクロノメーター検定に合格したものである。

    ブライトリングは航空機用のパイロットウォッチが有名で、そのノウハウを生かしダイバーズウォッチも多数製造しています。

    こちらのページについては、随時更新アップデートしていく予定です。

     

  • 機械式時計(自動巻き、手巻き)時計は査定できる理由「セイコー5」

    こんにちは時計買取査定員Z(ジー)です。

    先日もブログで書きましたが、10本、20本のさまざまな腕時計を査定するのに、最も早い方法は、

    ・ブランドを見分ける
    ・機械式時計を見つける

    という工程です。

    ブランド時計については、世界3大腕時計なるものはめったにお目にかかりませんが、よく目にする時計ブランドとしては、

    ・ロレックス(チュードル含む)
    ・オメガ
    ・タグホイヤー
    ・ブライトリング
    ・IWC
    ・ロンジン
    ・オリス

    あたりが海外ブランドとしては、多く売れており目にすることが多いです。

    腕時計のブランドではないですが、ブランドの時計としてよく見かけるのが

    シャネル
    エルメス
    カルティエ

    あたりですかね。

    カルティエはダイバーズウォッチに人気商品もあり、時計に強いブランドのイメージが強いです。

    おっと、今日はブランドについてではなく、機械式時計についてでしたね。

    上記ブランドを見つける作業をしつつ、次のポイントが、

    機械式か、クオーツ(電池式か)なんですが、

    古い時計で動いてるやつは、機械式であることが多いです。

    先日おまとめでお買取りさせて頂いた時計の中に、この時計が動いているのを発見していたんですが、

    セイコー5だったんで、スルーしておまとめにしちゃいました汗。

    まあこれがあったんで◎◎◎◎円ていう値段にしたともいえるので、悪意はなかったんですが、実際に機械式時計は査定金額が付けれることが多いんです。

    その一番の理由なんですが、

    機械式時計は、この50年くらいそこまで進化しておらず、古くてもしっかり動くよい個体であれば、評価されており、セイコーなんかでもお値段がつくことがあるのです。

    その代表格が、セイコー5。

    実はこのセイコー5ですが、

    復刻版が最近出ているくらい、古いセイコー5が注目されているのです。

    しかもデイデイトの表記が昔ながらに、土曜日は青、日曜日は赤になっていて、なんともアンティークな感じをかもしだしています。

    グランドセイコーやキングセイコーの機械式時計のほうが、もちろんお値段は万円単になるのですが、セイコー5もなかなか捨てたもんじゃありません。

    ということで、おまとめの中で一番の優等生になりそうな予感がします。

    Z(ジー)はなんでセイコーのアンティークウォッチが好きなのか。

    それは、日本という国に住んでいるがゆえに、なかなか出会えない日本の一大ブランドであるセイコーの「お宝」に出会える可能性が高いというのが、一番の理由です。

    おじいちゃんが、大切にしていた時計、さらにひいおじいちゃんが大切にしていた時計、

    その中にかつての名機が存在するのは間違いありませんので。

    セイコー5もいいけど、

    そろそろグランドセイコーのアンティーク出て欲しいですね。

    それではまた。

     

  • 最近で一番のお宝時計は「セイコーのアンティーク時計」です。

    こんにちは時計買取査定員Z(ジー)です。

    時計って凝り始めちゃうと、お金も時間もかかります。

    以前、グランドセイコーのアンティークウォッチにはまったことがあって、自分の誕生年月の個体を探して、日歩ヤフオクを巡回していたことがありました。

    当時探したモデルの中に金無垢のモデルがあり、随分前の話なのでまだそこまで高くなかったんです。

    もしその時買っていたら、と悔やんではいますが、Z(ジー)は金無垢時計するにはまだ分かりので、それはそれでよかったんだと思っています。

    ※金の価格の高騰により、金無垢時計の値段も自動的に上がっています。

    ところで、数日前たまたまお店にいた時に(日ごろは出張査定で出ていることが多いです)、お目にかかったことのないアンティーク時計を買取査定させていただく機会がありました。

    お店のドアが開いたので、「いらっしゃいませ」と挨拶をすると初老の70代の男性のお客様が来店されました。

    なんでも、その時計はお父様がご愛用になっていた時計だとか。

    おお、、、ボロボロだ。。。

    第一印象はそんな感じですが、驚いたのが、、、

    う、うごいてる。。。。

    セイコーオートマチック(自動巻き)の文字の上に、36時間表記があるではないですか。

    こんなモデルは見たことがありませんね。

    こ、これはすごい。

    これがグランドセイコーなら、万単位。

    セイコーでも数千円単位の査定にはなる時計です。

    そう、ボロボロでもです。

    ボロボロでも値段がつく時計といったら、ロレックスですが。

    そのお値段と言ったら、やはり最高峰の10万円台ですから。

    グランドセイコーなら万円単位、

    セイコーなら千円単位、

    というのも、納得できる話です。

    時計って不思議なんですが、

    50年以上超える歴史のあるアンティークウォッチって、ちゃんと動けば査定金額が上がる印象があります。

    もちろん、その当時の機械式時計は、その当時はなかなかいいお値段だった、という背景もあります。

    そんなアンティークウォッチにはまった経験のあるZ(ジー)には、この時計は目の毒ですね。

    自分で買って、オーバーホールして、綺麗にして、身に付ける、という欲求を抑えるのが大変でした。

    もうちょっと綺麗な個体なら「即買い」だったかもしれません。

    ただ、フェイスのサイズも比較的大きく、好みの一品だったのは間違いありません。

    時計の査定員をやっていて、自分が欲しい時計に出会えるのは、査定委員冥利につきるといってもいいのかもしれませんね。

    ああ、、、いい時計だったな。。。

    グランドセイコー出てこい。。。

    それではまた。

    ※時計については無事にお買取りさせて頂きました。

     

  • 腕時計おまとめ買取にあったエルジン(ELGIN)のはなし

    こんにちは時計買取査定員Z(ジー)です。

    査定員として、仕事のだいご味はやっぱりお客様の前で査定をして買取できる瞬間です。

    Z(ジー)は、その瞬間も好きなんですが、いわゆる「おまとめ」で購入したものを検品し、隠れたお宝を発見する瞬間も結構好きなんです。

    実際に「おまとめ」の買取って、査定員としては随分適当にまとめて査定して購入しているので、あまりよい印象がないのかもしれません。

    ただ、時計の査定でお値段を付けれる時計は、

    ①ブランド時計(海外、日本だとグランドセイコーなど)
    ②機械式時計

    上記の場合がほとんどです。

    ですので、日本製かつクオーツだと「おまとめ」ですら査定がつかないなんてことが普通なので、そこはお客様にはご理解を頂きたい点なのです。

    話は戻りますが、

    査定させて頂ける時計を査定して、無事にお買取りさせて頂いた後、オフィスに戻って検品をしていた時のことです。

    その「おまとめ」◎◎◎◎円でお買取りをさせていただた時計の中に、クオーツではありますが、一部ブランド時計が含まれており、なんとか「おまとめ」の査定金額を上回ることができ、ほっとしていたのですが、

    こんなダイバーズウォッチがあったんです、そのおまとめの中に。

    一見高そうな腕時計のブランドが、、、

    ELGIN(エルジン)。。。

    うーーん、微妙な感じですね。

    ただ、念のためヤフオクで調べると、

    なんとつい最近5000円少しで売れてるじゃないですか。

    これはとよくよく見ると

    バンドが壊れているだけでなく、構造上革のバンドにも変更ができないことが判明しました。

    ということで、「ジャンクおまとめ」でのヤフオク販売決定となりました。

    ELGINかあ、、、ブランドも海外なんですが、そこまで時計ブランドとしても有名でもなく、かつバンドが欠品ということなので、しかたないですね。

    いくら時計の知識があっても、この部分はいかんともしがたいです。

    とはいっても、このお宝を探す過程がなんともいえず、好きなんです。

    グランドセイコーとかまぎれてればよかったんですが、

    おまとめの中の唯一の機械式は、セイコー5でした、、、

    お宝を探す日々は続きます。

    それではまた。

  • 時計買取査定員Zの査定日記ブログを始めます!

    こんにちは時計買取査定員Z(ジー)です。

    Z(ゼット)って日本語だと言うことが多いんですが、外国だとZ(ジー)って発音することが多いんです。

    だからZ(ジー)って呼んでやってください。

    <時計買取査定員Z(ジー)>の挨拶

    とある買取専門店で時計の査定をやっています。

    毎日いろんな時計を見ていると、いろいろ勉強になることが多いです。

    こんな時計があったんだ。

    こういう時計が査定額が高い。

    そんな話から、いろんな時計ブランドに関する情報まで、おもしろおかしくブログを書いていく予定です。

    <Z(ジー)の好きな時計>

    今は仕事柄、少しいい目の時計であるグランドセイコーを毎日愛用しています。

    一時期、グランドセイコーのアンティークウォッチに凝ったことがあって、セイコーの時計は詳しく調べたことがありました。

    最近だと、アルピニストが廃盤になって、以前3万円くらいで購入したグリーンも文字盤のアルピニストがプレミアムがついています。

    ロレックスのステンレスのスポーツモデルもいいですが、腕時計は安価なモデルも人気が出たり、廃盤になったりするとプレミアムがつくことがあります。

    セイコーのアルピニストなんかも、アメリカモデルのブルーの文字盤は最初からプレミアムがついて、今でも2-3倍の値段で取引がされている良い例です。

    海外ブランドだと、タグホイヤーのモナコなんかも、ヤフオクで安く購入して、ヤフオクで購入金額より高く売ることができたことがあります。

    中古もいいですが、時計はやっぱり正規店での購入をおススメします。

    ただ、正規店購入だと買った瞬間に値段が下がったりして、ショックを受けることも多いと思います。

    一般的なモデルより、数量限定モデルを購入するのがプレミアムがつく可能性のある買い方なのですが、数量限定だから値段が落ちないということはなく、それが時計購入のおもしろさなのかもしれないです。

    こちらでは時計について、査定に関することから、ブランドの最新情報まで、さまざまな情報を配信する予定です。

    よろしくお願いします。

    時計買取査定員Z(ジー)